給湯器の中和器は自分で交換できる?方法や難易度について

給湯器の中和器は自分で交換できる?方法や難易度について

給湯器には中和器という部品があり、消耗品の為、交換しなければならないタイミングが必ずきます。

ここでは、中和器の仕組みをはじめ、自分で交換する方法や注意点、修理や交換の費用相場についてご紹介していきます。

 

給湯器の中和器とは?

まずは給湯器内部にある中和器の機能について説明していきます。

給湯器はお湯を作る際、排熱を吸収することにより酸性の排水が発生します。この酸性の排水を中和器に詰められている中和剤(炭酸カルシウム)を通すことで弱酸性水に変え、排水するという仕組みになっています。

この中和器の中の中和剤(炭酸カルシウム)がなくなると、中和機能が低下してしまう為、エラーコードが頻繁に表示され、交換が必要になります。

なお、交換が必要になるとエラーコードが頻繁に表示されます。

 

中和器は自分で交換できる?

中和器を自分で交換することは可能ですが、おすすめはしません。

中和器だけでなく、給湯器の修理、交換を自分で行う事は避け、専門業者に依頼しましょう。

中和器を自分で交換するのを避けたほうが良い理由として、下記のようなことがあります。

 

・中和器のみの入手が難しい

各メーカーは中和器を利用者が交換することを推奨していないので、基本的に中和器のみの販売をしていません。どうしても自分で交換する場合、給湯器専門業者に問い合わせるか、インターネットなどで見つけるといった手間がかかります。

 

・各メーカーによって取付構造が異なる

中和器の取付構造は各メーカー、機種によって異なる為、専門的な知識がない方には難しいです。また、専用の工具が必要となる可能性もあります。

 

・修理内容によっては専門の資格が必要

給湯器の修理、交換は【液化石油ガス設備士】【ガス機器設置スペシャリスト】【第二種電気工事士】【給水装置工事主任技術者】といった資格が必要なケースがあります。

資格が必要な作業かどうか判断するのは難しく、安全に交換をする為にも専門業者に依頼することをおすすめします。

また、資格が必要な作業を無資格で行なうと、法律違反として罰則を課せられることもあります。

 

給湯器の中和器を自分で交換する方法

給湯器の中和器を自分で交換する方法

先述した通り、中和器の交換は、基本的にメーカーや専門業者に依頼したほうが良いです。ただし、専門知識があれば自分で交換する事も可能です。自分で交換しようと考えている方に向けて手順を紹介します。
 

  1. 給湯器のコンセントを外して電源をオフにする
  2. 中和器と電気配線を外す
  3. 新しい中和器を取り付け、外した電気配線を接続する
  4. 給湯器のコンセント挿して電源を入れる
  5. リモコンで中和器交換時のリセット作業を行う
  6. お湯を出してエラーメッセージが表示されてないか確認する

 
上記の手順で行い、エラーメッセージが解除されていれば交換作業完了となります。スムーズに作業ができれば30分程度で交換できますが、あくまで給湯器本体の構造などの専門知識がある場合です。自分で交換するとなると失敗する可能性もあり、誤って故障させてしまうと、メーカー保障を受けられなくなる可能性があります。

また、給湯器本体を故障させてしまった場合、本体の交換が必要になることもあるので、自分で交換するのが不安な方、専門知識がない方は、メーカーや専門業者に交換を依頼した方が安心でしょう。

 

中和器の交換を業者に依頼する場合の費用相場

中和器の交換を業者に依頼する場合の費用相場

中和器の交換を業者に依頼する場合の費用相場は、部品代が約5,000円、これに作業代約15,000円が加わり、約20,000円程度で交換できるケースが多いです。失敗したときのリスクを考えるとさほど高い金額というわけでもありません。

なお、給湯器の号数や設置場所、作業内容によって異なりますので、複数の業者から見積もりをとって比較することをおすすめします。

中和器を自分で交換する場合には、中和器を購入する必要があります。中和器は機種によって値段が異なり、中和剤(炭酸カルシウム)の量が多いものほど値段が高くなりますが、業者に依頼するよりは費用を抑えられるでしょう。

 

給湯器の中和器を自分で交換するのは難しい…

給湯器の中和器を自分で交換するのは難しい…

ここまで、給湯器の中和器を自分で交換する方法や注意点についてご紹介しました。自分での交換は下記のようなリスクや手間が多い為おすすめできません。
 

  • 修理内容によっては専門の資格が必要
  • 火災やガス漏れなどの重大事故に繋がる可能性がある
  • 誤って故障させるとメーカー保障が受けられなくなる
  • 給湯器自体を故障させてしまうと本体ごと交換が必要になる
  • 中和器の金額が機種によって異なる
  • 中和器を入手するのが難しい

 
この記事を見て中和器を自分で交換するのは難しいと感じた方は専門業者に依頼しましょう。

中和器は使い続けると、必ず交換が必要な時期が訪れます。

「日東エネルギー」でも中和器の交換は対応可能ですので、自分で交換する事が心配な方はお気軽にご相談下さい。
専門スタッフがお客さまごとに最適な機種や工事をご提案いたします。まずはお見積り依頼をお待ちしております。

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