給湯器のエラーコード「111」の直し方・対処法!原因も解説

給湯器のエラーコード「111」の直し方・対処法!原因も解説

お湯を出そうとしたときに突然「111」というエラーが表示された場合の直し方や、正しい対処方が分からず困ったことはありませんか。

エラーコード「111」は、適切な対処をすることで、この問題をすぐに解決できる可能性があります。
ここでは給湯器に「111」のエラーが表示されたときの原因と、直し方を詳しく紹介します。

ご自身でもできる直し方や対処法を試してみて、点検や修理が必要か早めに判断しましょう。

給湯器のエラーコード「111」とは?

給湯器のエラーコード「111」とは?

「111」は、何らかの理由により給湯器が「点火不良」を起こしたときに発生するエラーコードです。
簡単に説明すると、「点火ができず燃焼できていない状態」ということです。

エラーコード「111」が表示されると給湯されない、水しか出ないなどの現象がおきます。

点火不良は単なる給湯器の故障や寿命だけではなく、さまざまな原因によって起こる可能性があります。また、原因がさまざまであることから直し方もさまざまです。

給湯器本体が原因で発生する場合もありますが、天候などの外的要因が原因で発生する場合もあります。
台風や豪雨など激しい雨が降った際には多量の雨水により点火不良を起こすケースも考えられます。

エラーコード「111」はしっかりと原因を確認し、適切な対処法、直し方をすることにより、問題を解消できることがあります。

エラーコード「111」の原因

エラーコード「111」の原因

エラーコード「111」の原因は一つではなく、さまざまなパターンが考えられます。
エラーコード「111」が表示される主な原因として、以下の4つが挙げられます。
どのような原因があるのかを解説するので、心当たりがあるかチェックしましょう。

ガス供給遮断

長時間のガスの使用、ガス漏れ、震度5以上の地震など火災を防ぐため、ガスメーターには安全装置が付いており、自動遮断がおこなわれるようになっています。

またガス栓の空け忘れ、プロパンガスが空になっている、いたずらなどの原因により点火しなくなることもあります。

給排気の異常

給湯器に排気不良が起きている場合、点火をおこなわない場合があります。
障害物やゴミなどで給湯器の排気口が塞がれていたりすると排気がうまくいかなくなるためエラーコード「111」が表示されるのです。

給湯器は熱を排出するために給排気部が付けられていますが、給排気部が機能しないと熱がこもってしまうため、給湯器の故障、もしくは火災発生に至ることがあります。

そのため、給排気の機能が十分におこなわれないと認識された場合、点火をおこなわない安全機能を搭載していることもあります。

給湯器自体の故障のみならず、給排気部の故障、経年劣化の可能性があるということも認識しておきましょう。

外的要因

台風や豪雨などの自然災害時にも、給湯器が点火不良を起こし、エラーコード「111」が表示される場合があります。
給湯器内部の湿度が高まると、点火ができずにエラーを起こしてしまうのです。雨が止んで給湯器の湿度が元に戻ることでエラーが解消される場合もあります。

また、凍結により点火ができずにエラー表示が出ることもあり、冬の時期や寒波の影響でいきなりエラー表示が出た際には時間を置いて使用することによりエラーが解消されることもあります。

故障・寿命

長年の使用による点火部品の経年劣化や故障も、エラーコード「111」の原因の1つとして考えられます。
ただし、部品が壊れているかなどの判断は難しいため、専門の業者に点検、修理を依頼することが望ましいでしょう。

エラーコード「111」の直し方・対処法

エラーコード「111」の直し方・対処法

エラーコード「111」が発生した場合、以下の4つの対処法を試すことで解決できる可能性があります。それぞれの対処法、直し方について詳しくご紹介しますのでエラーが解消できるか試してみてください。

リセット作業

①リモコンをリセットすることで一時的なエラーであれば機能が復旧することがあります。
すぐにできる対処法、直し方なのでまずは以下を試してみましょう。

a.給湯器の運転をすべて停止する
b.リモコンの電源を切る
c.再度電源を入れる
d.画面を確認し、エラーコード「111」が消えたか確認する

②給湯器本体の電源を入れ直す
リモコンをリセットしても直らない場合は、給湯器本体の電源を抜き、再度電源を入れ直してください。

a.電源プラグを抜く
b.約10秒ほど待つ
c.再度電源プラグを差し込む
d.画面を確認し、エラーコード「111」が消えたか確認する

ただし、上記の直し方は周囲にガスのニオイがするとき、雨が降っているときは感電や引火する恐れがあり大変危険ですので作業を行わないようにしましょう。

ガス供給の確認

ガスが正しく供給されているかを確認してください。

1.ガスの元栓が閉まっていないかを確認する
2.ガスコンロなどその他のガス機器で確認する。
3.ガスメーターの確認(ランプの点滅やガス止めの表示)
4.ガスの残量確認

操作手順やエラー表示内容はガス会社や給湯器によって異なります。給湯器の説明書や、各メーカーのHP等で確認の上で行うようにしましょう。

給排気部周辺の確認

まずは給排気部がどこにあるのかを確認し、周辺に物やゴミなどがないかを確認します。
ホコリや葉っぱなどの異物等が給排気部に付着してないかを確認し、必要であればきれいに掃除しましょう。

掃除の際は表面的な部分や、目に見える範囲だけにとどめておき、カバーを開けて内部部品に触れたり、配線、配管などの接続箇所を外したりすることは大変危険ですのでおこなわないでください。  

 

外的要因による影響がないかの確認

天候が回復し、時間が経ってから再度、給湯器の使用を試してみてください。
半日程度待つことによりエラー表示が消え、通常通り使用できるようになることがあります。

以上のような対処法をおこなっても、エラーコード「111」が解消されない場合は各部品の故障や 経年劣化、寿命の可能性があります。無理な処置をおこなうことにより危険な事故を誘発することもあることから早めに専門業者へ連絡し点検、修理を依頼してください。

給湯器にエラーコードが表示されたら

給湯器にエラーコードが表示されたら

給湯器のエラーコード「111」の原因や直し方・対処法を解説しました。給湯器の不具合でお困りの場合には専門業者への早めの連絡がおすすめです。給湯器の不具合、交換に関することは「日東エネルギー」にご相談ください。

日東エネルギーは、創立80年の歴史を持ち、地域に密着したガス会社です。
安定した品質と価格を実現するために、メーカーから直接仕入れを行っています。施工は資格を持つ専門家が行い、担当者が現場確認からアフターサービスまで一貫して対応しますので、修理や点検、交換をお考えの方もお気軽にお問い合わせください。

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