給湯器のリモコンのみの交換は可能?費用や方法を紹介
「給湯器のリモコンの画面がつかない」「リモコンのボタンが反応しない」といった不具合が見られるとき、「給湯器のリモコンのみの交換はできるのか?」と思われる方は多いでしょう。
今回の記事では、リモコンのみの交換が可能なのかどうかや、その費用や方法をご紹介します。
給湯器のリモコンのみの交換は可能?
基本的に給湯器のリモコンのみを交換することは可能です。しかし、まずはそもそもリモコンが、本当に故障しているかを確認しましょう。リモコンの電源を入れ直してもつかないときは、リモコン全体の交換が必要です。また、液晶パネルがつかない、文字が欠けるなどの場合は、液晶パネル部分を交換することで復旧することが多いです。
ただし、リモコンの不具合はリモコン本体や配線の問題だけでなく、給湯器本体に不具合が発生していることも考えられます。給湯器本体の不具合であった場合、リモコンを交換しても問題は解決しません。設置から10年以上経過している場合は給湯器の寿命の可能性もあります。
一般的に給湯器の寿命は約10年と言われており、10年以上使用している場合は給湯器本体の交換がおすすめです。なぜならリモコンのみの交換で一時的に問題が解決しても近いうちに給湯器本体が故障してしまったり、別の不具合が発生したりすることが考えられるからです。
給湯器のリモコン交換の費用
メーカーや専門業者にリモコンの交換を依頼する場合、リモコン本体20,000円〜30,000円+工事費用約5,000円〜10,000円ほどが相場です。
リモコンのみを交換するときは、給湯器本体に合わせたものが必要となります。給湯器本体が新しい場合は、リモコンのみを交換したほうが安くなりますが、10年以上使用しているものだと取り寄せるのに時間がかかったり、欠品している可能性もあります。
リモコンを交換してすぐ、給湯器本体が故障してしまうと、費用や交換までに期間がより長くかかってしまうことになります。
給湯器のリモコン交換は自分でできる?
給湯器のリモコン交換をご自身で行うことは可能です。リモコンだけであれば、電気工事士など特別な資格がなくても交換して問題ありません。
ここでは、交換方法やその難易度・リスクなどを解説します。
交換方法
①給湯器の品番(型番)を確認し、対応リモコンを購入する
メーカーの公式ホームページから確認し、基本的には同じ品番(型番)のリモコンを購入しましょう。
②必要な工具・部品を用意する
ドライバー・ペンチ・カッター・マスキングテープ・コーキング・コーキングガンなどを用意します。
③給湯器本体の電源プラグを抜く
交換作業中の感電事故防止のため、必ず抜いてください。
④古いリモコンを取り外し、新しいリモコンを設置する
取り付け作業をする際は、施工説明書に沿って作業しましょう。
⑤コーキングをする
防水・防湿のため、コーキング充填も忘れないようにしましょう。
⑥給湯器本体の電源プラグを入れる
最後に給湯器本体の電源を入れ、リモコンが正常に作動するかを確認します。
難易度・リスク
給湯器のリモコン交換のみであれば、決して難易度は高くないものの、作業に慣れていないと時間はかかってしまうでしょう。
また、通信配線の接続作業時に、壁の裏側に配線を落としてしまうといったリスクもあります。通信配線を落としてしまった場合、それを取り出すために壁に穴をあけたり、床下をめくるといった追加作業がでてしまう可能性もあります。
さらに、リモコン周りに施すコーキング作業も慣れていないと難しく感じるかもしれません。。適切にコーキング処理ができなかった場合、リモコンと壁の間に隙間ができてしまい、リモコン内部へ水が入り込み、交換したばかりのリモコンがショートして使用できなくなるといったリスクもあります。
事前の確認不足で、給湯器の機種に合わないリモコンを購入し、設置してしまうと当然ながらリモコンが使用できないため、作業にあてた時間や費用が無駄になってしまいます。
給湯器のリモコンを交換する場合には
給湯器は日々の生活に欠かせないものです。急なトラブルが発生し、給湯器を使用できなくなると不便を感じるでしょう。
給湯器のリモコンを交換する場合には、専門業者に依頼することをおすすめします。適切なリモコンを購入し、工具等を揃え、慣れない作業をすることを考えると、専門業者に依頼して短時間で使えるようにしてもらったほうが効率が良いです。
リモコンが故障した際や交換が必要な場合には、ぜひ日東エネルギーへお任せください。
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