給湯器の見積もりを取る際のポイント・注意点を解説
給湯器の修理の依頼や交換をする際、まず見積もりを取るのが一般的です。
業者によって金額が異なるのはもちろんですが、見積もりを確認することで本当に信頼できる業者なのかなどを含め色々なことがわかります。
今回の記事では、給湯器の見積もりを取る際のポイント・注意点をご紹介します。
給湯器交換の流れ
給湯器の交換を行う際には、まずは取り扱い業者に問い合わせをします。業者を大きく分けると「メーカー」もしくは「給湯器専門業者」の2つです。その際、給湯器に不具合があり、保証期間中である場合には、まずメーカーや設置を依頼した業者に問い合わせをましょう。
保証期間内の故障であれば無償で修理してもらえる場合があります。メーカーの保証期間が終了しており、メーカーに修理を依頼しても満額の修理代がかかってしまう場合は給湯器専門業者への依頼がおすすめです。「24時間対応」や「連絡後即対応」といったサービスを行っている業者もあります。
問い合わせをした後、現地調査の日程調整をし、見積もりを依頼します。見積もり金額や工事内容に問題がなければ契約を交わし、施工を依頼する流れとなります。在庫があればすぐに対応してもらえますが、設置完了までに時間がかかる場合もありますので契約の際に確認したほうが良いでしょう。
給湯器の見積もりを取る際のポイント・注意点
ここでは見積もりを取る際のポイント・注意点を解説します。
複数の業者に依頼する
複数の業者に見積もりを依頼することで適切な相場を知ることができます。給湯器の交換費用は工事内容、号数やタイプ、設置環境によって差があり、1社だけの見積もりでは金額やサービス内容が適切かどうかを判断できません。その際、どの業者にも同じ条件で見積もりを依頼するようにしましょう。違う機種や号数で見積もりを依頼してしまうと費用も変動するので比較できなくなってしまいます。
内訳を確認する
提示された見積もりの内訳を必ず確認しましょう。悪質な業者の場合、工事にかかる費用を「数量一式」などとまとめてあるケースがあります。内訳の内容を説明してもらう機会を設け、工事費用の内訳を知ることで不当な工事金額であった場合に気づくことができます。
価格・費用のみで比較しない
見積もりの金額のみをチェックするだけでなく業者の対応等も含めてチェックすることも大切です。。言葉遣いや身なり、説明などは丁寧かなどを確認することは、その業者が信頼できるかを判断する上での材料となります。態度や言動といった金額に関係のない部分はなかなか判断しづらいと思いますが、業者ごとにどのような話をしたかなどメモをしておくと良いでしょう。
また、工事後のアフターサービスについてもチェックしておきましょう。万が一不良品だった場合や、工事ミスがあり無償でサポートしてくれるかなどをしっかりと確認にしておくことも重要です。
給湯器の号数やタイプを確認する
給湯器の種類や能力は、全メーカー号数やタイプで表されています。現在使用している給湯器の号数やタイプを確認しておくことで、新しい給湯器の号数・タイプを選ぶ際に参考になります。またメーカーによって金額や性能に違いもあるので、見積もりを取る際に、同じメーカーの給湯器だけでなく、違うメーカーの給湯器の見積もりを取って比較するのもおすすめです。
給湯器交換の費用相場
給湯器交換の費用は号数や性能、タイプ等によって異なりますが、一般的には15〜25万円程度が相場となります。給湯器本体、リモコン、工事費用すべて含んだ工事費用の総額となります。追い焚きができないタイプは最も費用が安く、床暖房機能を搭載した給湯器になれば費用も高くなります。
号数や設置タイプによっても費用は変動しますが、同じ条件であれば戸建てとマンションによる違いは基本的にありません。また、少ないガス使用量で効率よくお湯を沸かすエコタイプは、初期費用は高くなりますが、毎月のガス代が安くなるといったメリットもあります。給湯器は設置状況や使用頻度に合わせた商品選びになる傾向にありますが、「安いメーカーを選ぶ」「使用しない機能がある場合にはグレードを下げる」などで交換費用を抑えることも可能です。
給湯器の見積もりを取るなら
給湯器の修理や交換は高額であるため、なるべく費用を抑えたいと考える方は多いでしょう。見積もりを確認したからといって費用が安くなるわけではありませんが、よりお得に工事を行うことや悪徳業者とのトラブルに巻き込まれないためにも正しい知識を持ってしっかりと確認することが大切です。
日東エネルギーでは経験豊富なスタッフが最適な機種や工事をご提案いたします。給湯器のことならなんでもご相談やご不明点にもお答えしていますので、お気軽にご連絡ください。